ロシアのウクライナ侵攻(侵略)とサマーウォーズと人類の世界平和への道

ウクライナの方々の無事を心よりお祈りいたします。
さて、今回の一連のFacebookの発言で「勘違いされるから内容を改めた方が良い」と友人からご指摘を受けました。その通りです。以下のように訂正します。
今回の戦争はハイブリッド戦争です。米国には米国の思惑があり、「ロシアが戦争をしても手は出さない」と言い続けました。そしてウクライナの大統領はNATO寄り、それはどうしても困る。そして、いざ戦争が始まった途端にロシアに世界中から大抗議運動。プーチン大統領は罠にハマった可能性もあります。
ウクライナの大統領も西側から色々助言を受けているかも知れません。

こういう政治の舞台裏の真相は判らないことが多いです。

しかしながら、
侵略戦争を決して許してははいけないのです。
それは、米国であろうとロシアであろうと一緒です。
もし、侵略戦争が始まったら、侵略を受けた国は自らを守る為に武力を行使しなくてはなりません。しかし周囲の国々は武力で加担してはいけない。
現在、世界各国は、極力武力ではなく、経済制裁でロシアのウクライナ侵略を止め、世界の人々は、ウクライナの人々の平和を願い、戦争への反対デモ、ロシアへの抗議デモ、ウクライナへの支援・応援で戦争を止めようと努力しています。
武力ではなく、世界の人々がお互いの気持ちや意見を伝え合い、平和を願い、かけがえのない命の尊さを訴え、戦争を止めようとする。その姿勢こそがとても、とても、大切です。
それが世界平和への道です。
今回、私がロシアのウクライナ侵略戦争サマーウォーズのOZの戦いに例えたのは、武力に対して、武力ではなく、世界の国々からの経済制裁、世界の人々の気持ち・願いで、戦争をやめさせようとしているその姿勢です。これはITで世界中の人々が繋がらないと出来ないことです。
戦争を武力ではなく、世界の人々の願いや意見で止める。人類にとって、これはとてつもなく重要なことなのです。
 
(追記)
このままだと、ウクライナを応援する為に、武器・支援物資が送られて、戦争は長期戦になる可能性があります。結局は、多くの人々の命が失われてしまいます。世界経済や日本経済も打撃を受けます。早期のロシアとウクライナ停戦合意を願います。
 
(2022年3月8日追記)
転載:英米が大統領脱出準備 亡命政権樹立を支援 ウクライナ(2022年3月8日)(時事ドットコム
憶測の域を出ませんが、この記事が正しいとすると、
英米は事前にロシア軍のウクライナ侵攻をかなりの確率で予測していたことになります。よって、事後の経済制裁等の対応も早かったと推測されます。
何とかロシア軍の侵攻を未然に防ぐ外交交渉等の手段はなかったのでしょうか?
 
 

20140718提出_「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」に対するパブリックコメント

「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」に対する
意見募集について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/info/h260625.html

こんな意見を書きました。

御意見
・該当箇所(どの部分についての御意見が、該当箇所がわかるように明記してください。)
第3Ⅲ1(3)②
パーソナルデータの持つ多角的な価値を、適時かつ柔軟に活用できる環境を整備するため、本人の意に反する目的でデータが利用されることのないよう配慮しつつ、利用目的の変更時の手続を見直すこととする。
例えば、利用目的を変更する際、本人が十分に認知できる手続を工夫しつつ、新たな利用目的による利活用を望まない場合に本人が申し出ることができる仕組みを設けて本人に知らせることで、利用目的の変更を拒まない者のパーソナルデータに限って変更後の利用目的を適用すること等が考えられるが、具体的な措置については、情報の性質等に留意しつつ、引き続き検討することとする。なお、検討に当たっては、本人が十分に認知できない方法で、個人情報を取得する際に特定した利用目的から大きく異なる利用目的に変更されることとならないよう、実効的な規律を導入することとする。

・意見内容
第3Ⅲ1(3)②
は極めて不適切な表現であるため
1.全文削除する
または
2.全文内容変更
すべきです。
なお
2.全文内容変更する場合は以下のような内容に変更すべきです。

パーソナルデータの持つ多角的な価値を活用できる環境を整備するため、本人の意に反する目的でデータが利用されることのないよう、利用目的の変更時の手続を見直すこととする。
例えば、利用目的を変更する際、本人が明瞭に変更内容を認知できる様、変更内容の明示方法を工夫し、本人に知らせるとともに、新たな利用目的についての本人承認が簡潔に得られる仕組みを設け、利用目的の変更時における本人への告知および本人からの承認の仕組みを明瞭かつ簡潔にする。具体的な方策については、情報の性質等に留意しつつ、引き続き検討することとする。なお、検討に当たっては、本人が十分に認知できない方法で、個人情報を取得する際に特定した利用目的から異なる利用目的に変更されることがないよう、実効的な規律を導入することとする。

・理由(可能であれば、根拠となる出典等を添付又は併記してください。)

1. 一番大切なのは国民一人ひとりからの信頼
国民一人ひとりの信頼を得られなければ、パーソナルデータの利活用は決して拡がりません。これはパーソナルデータに関する検討会で佐藤一郎委員もおっしゃっていたことです。小手先のごまかしや問題のすり替えはもってのほかであり、それを行えば国民の信頼を大きく失います。某交通系カード問題や名簿による個人情報流出事件によって、現在、個人情報保護やプライバシーに関する国民の信頼は失墜しています。今、国や企業がやるべきことは、まず、国民一人ひとりの個人情報やプライバシーをしっかりと護り、国民一人ひとりからの信頼を取り戻すことです。パーソナルデータ利活用促進はそれがしっかりと出来てからのことです。

2. マイナンバー制度は国と国民一人ひとりを繋ぐトラストフレームワーク
 いよいよ平成27年度末からマイナンバー制度がスタートします。マイナンバーは国民一人ひとりに新たなる唯一無二の番号を配布し、日本の最新鋭技術を投入した情報提供ネットワークシステムを導入、これによって絶対の安全と信頼のもとに、国と国民一人ひとりを繋ぐトラストフレームワークを構築します。さらにマイポータルという国と国民一人ひとりを繋ぐ窓も作られます。
 マイナンバー制度は、導入当初、税と社会保障の範囲で利活用されますが、その後、民間利活用や医療分野での利活用も検討されています。もしそうなれば、情報提供ネットワークシステムは、情報コミュニケーションネットワークシステムへと発展し、マイポータルは国民一人一人の意見を政策に反映する、国と国民を繋ぐ窓となっていくでしょう。
 ICT利活用における経済成長。それを成すためには、マイナンバー制度によって、国が国民一人ひとりを支配するのではなく、マイナンバー制度によって、国と国民一人ひとりがともに手を取って、経済を成長させることにより、国民一人一人が幸せをつかみ取るようにならなくてはなりません。もし、それをなし得れば日本は国際的にも最高の電子政府国家として認められます。そのガバナンス自体を輸出することも可能となるでしょう。 
 来年初頭の個人情報保護法改正では、番号法のみの権限範囲であった特定個人情報保護委員会が新しい第三者機関として生まれ変わり、一般個人情報保護法の範囲にもその権限を拡大。番号法と一般個人情報保護法はともに新たな第三者機関の管轄下となります。
 マイナンバー制度によって国と国民一人ひとりがともに手を取って日本経済を成長させる。これはICT新時代への日本の革新的挑戦であり未来への夢です。
その夢への大切なスタートラインで、新たなる第三者機関が、国民一人ひとりの個人情報やプライバシーをしっかりと護り、国が国民一人ひとりからの信頼を勝ち得ることが出来なければ、パーソナルデータの利活用促進も、マイナンバー制度の成功も、それらによる日本の経済成長もありません。

3. その他の理由および参考とした出典について
3−1.
第12回 パーソナルデータに関する検討会 議事次第
(参考資料2) パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(事務局案)に対する意見(長田委員提出資料)
※添付ファイル sankou2.pdf
上記のうち2.の部分(P.2後半からP.5の2行目まで)の記載内容についてその内容に強く賛同致します。また2.3)に記載がある「IT融合フォーラムパーソナルデータワーキンググループ」につきましては私自身も傍聴させて頂きましたが、まさに本人の同意を適切に取得しようという試みでありました。
3−2.
佐藤一郎パースペクティブ 
第14回 技術と制度が不可分になる時代(2014.6.26 ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/54978

以上となります。

絵文字の未来について2009年に書いたこと

人◕‿‿◕人みんなLINEのスタンプについての質問に答えてくれてありがとう。w

以下、僕が2009年9月に書いた未来予測の文章より「絵文字」関連部分を抜粋し、少しだけ修正しました。CC-BY-NC-NDにて公開します。


ある時、ふっと・・・思ったのです。

「ああっ、もうほんとうに言葉は紙の上の言葉とWeb上の言葉は違うんだ。Web方が言葉は自由になれるんだなあ!なんせ、もう自由に動けるし・・・。」

思い起こせば、30年前に既に人気アニメ「はじめ人間ギャートルズ」で文字は元気良く空を飛んでいました。

Webの世界では文字や言葉はもっとずっと飛べるんじゃないかな?

そして・・・
Web時代の「表現手法」はどんななのかな。・・・と思ったのです。


・テキストとコンテキスト

そもそもWeb自体がハイパーテキストハイパーリンクの世界であります。

さて、「2人がいつもの喫茶店でママの話をしている。」という文章があります。

良くある話ですが、「2人」が男か女か、「いつもの喫茶店」は何?、ママは母親なのか、それともバーのママなのか?それらが判らないとこの文章の意味はわかりません。
コンテキスト、すなわち「文脈」「前後関係」「背景」が定義されていないとその文章は何を意味しているのか判らないのです。でもWebではどうでしょうか?

1.「2人がいつもの喫茶店でママの話をしている。」という文章で、
「2人」・「いつもの喫茶店」・「ママ」の情報が定義され、個々の情報が明確化されば内容は理解出来ます。ハイパーテキストを使い、
「2人」・「いつもの喫茶店」・「ママ」をリンクして情報を別に付けておけば、必要に応じて、別途詳細情報に簡単にアクセス出来ます。
紙の本で見られる難解な文章に対する脚注・注釈などの参照は、ハイパーテキストではよりあたりまえで便利になり、その表現力を高めました。

2.もしそれぞれのテキストにリンクした情報に写真があればより「背景」情報を含めた理解が深まります。

3.もしテキストにリンクしたムービーがあればより確実な「前後関係」「背景」情報を含めた理解が出来ます。

4.さらに3Dなどの特殊な表現技術で印象度や理解度を深める事も出来ます。

5.そして、Webの世界では比較的簡単に、そして自由に①−④を複合した創発表現が可能です。

・Webでの表現手法の進化

 紙の文章とWebの文章では、今後、文章の表現のあり方や進化の仕方がずっともっと異なってくるのではない でしょうか?これからWebの世界ではテキストとコンテキストの関係がどんどん近くなり、境目がなくなり、融合して、新しい表現手法がどんどん生まれます。
その結果として多くの人が新しい情報コミュニケーション手法を利用出来るようになるわけです。

文字自体にもそれは現れ始めています。
例えばケータイメールでは当り前の絵文字やデコ文字は、単なる遊びでなく、テキストがコンテキストの力を持ち強化された表現ともいえます。元気・愛してる・怒る等、多様な絵文字表現はそれぞれ絵文字1文字で十分に言葉を表現出来ます。デコメは動いてさえいます。動いた方が強いイメージを読者に与える事が出来るからです。これらはWeb時代の進化した文字とも言えます。

絵文字的表現を強化したりする事はそんなに難しくありません。例えば、ラブラブのカップル同士がメールするとして、

彼から、「2時に原宿のスタバでいいかな?」と書いたメールが彼女に届くと、
彼女の携帯には「2時に原宿のスタバでいいかな?」という文字表示と合わせて、
⇒原宿のスターバックスをバックに彼(アバター)がラブラブ絵文字表情で立っている。
⇒彼のアバター吹き出しで2時と言っている。
⇒画面をタップする。
⇒リンクした原宿スタバへの案内地図に変わる。

彼女が「いいわよ!」と音声で返事をする。
⇒自動的にメールが発信される。
⇒彼女のアバターが彼のアバターに抱きついた立体表現メールが彼の携帯で表示される。
なんていう事になります。
そんなとき、彼や彼女が、彼や彼女のアバターが世界に唯一のアバターである事や動作の意味する内容を直感的に認識出来れば、文章の表現手法は大きく変わって来るでしょう。
この例で、もしも、彼のアバターが2時を指した時計をしていたら、文章は全く無くても意味は理解出来てしまいます。テキストとコンテキストはある意味融合しています。

こんなふうにテキスト・絵文字・写真等はお互いに補完関係にあります。そしてそれぞれの特性を活かした組合せ表現は、今までの紙上での表現に無い新しい表現手法と言えます。

「絵文字」「デコメ」などの文字的表現手法、「ハイパーリンク」「ハイパーテキスト」といった情報リンク技術、バーチャルリアリティー、ブロードバンド通信技術、インターネット端末技術、そしてあらゆる物体上の表現手法・技術・・・。これらの創発融合は、「新たなる表現手法の時代」がやってきたことを意味します。

日本における政府オープンデータ利活用推進について

昨日、国際大学オープンデータ・トークシリーズ(2)「オープンデータをめぐる最新動向の共有、意見交換」 | Peatixに参加しました。オープンデータについて多くの方と意見交換が出来ました。そこで僕も『世界最先端IT国家創造』宣言(案)に関するパブリックコメントの募集についてパブコメを書きました。でも書いているうちにだんだんと「日本政府が自らの強い意思とリーダーシップを持って推進する「オープンデータ」でなければ成功しない。外資企業の餌場になる。」という危機感をおぼえました。「オープンデータ」利活用を日本の将来に役立てるには、日本政府と日本国民が一緒になって推進しないといけないと考えています。

思いのままに書きました。


「『世界最先端IT国家創造』宣言(案)に関する意見」
内閣官房IT担当室 御中

意見は主に
目指すべき社会・姿を実現するための取組み
のうち
「オープンデータ」「ビッグデータ」「番号制度」に関するものとなります。

意見)
「オープンデータ」「ビッグデータ」「番号制度」の3テーマはトータルで目標設定・ロードマップ作りを行うべき。

「オープンデータ」「ビッグデータ」「番号制度」の推進自体は各テーマごとの推進で構いません。しかし各々のテーマを関連付け、その主目的・相乗的波及効果を考え、3テーマ合わせて、どんな形で、データを利活用した「豊かな社会づくり」「イノベーション産業育成」「国民ひとりひとりの幸せ」につなげたいのかを視野に入れた目標設定・ロードマップ作りを行うべきだと考えます。
なぜなら、この3つのテーマは共通して、「日本は、世の中に流れる膨大な情報・データを、いかに有効に、豊かな社会づくりや、産業育成、日本国民ひとりひとりの幸せに活用するのか?」という課題を内包しているからです。
ですので、
膨大な情報・データを
どうすれば社会が受け入れるか?活かせるか?
どうすれば産業(企業・個人事業)が受け入れるか?活かせるか?
どうすれば日本国民ひとりひとりが受け入れるか?活かせるか?
をまず考えます。
次に
「オープンデータ」「ビッグデータ」「番号制度」を
どういう順番で導入すればうまく浸透するか?
どういう訴求をすればみんなに判りやすいか?
どうすれば利活用が促進されるか?
を相関的に考えながら3テーマの推進を図ります。
効果的シナリオに沿って3テーマを推進出来れば、行政関係者・企業人・個人事業者・国民ひとりひとりが、自分の身近なこととして「オープンデータ」「ビッグデータ」「番号制度」を受け止めることが出来ます。その結果3テーマの利活用推進がスムーズに行えます。

利活用推進する順序)
1.「オープンデータ」
2.「ビッグデータ
2.「番号制度」

(「番号制度」は具体的実施スケジュールが既にあります。ですので並行的に「ビッグデータ」利活用を本格推進するのが得策と考えます。)

推進順序の理由など)
1.「オープンデータ」
まず最初に「オープンデータ」の普及利用促進が出来なければ「パーソナルデータ」を多く含む民間「ビッグデータ」活用はないでしょう。なぜなら「オープンデータ」は規制問題のハードルが最も低く、政府がやる気になればすぐできるからです。オープンナリッジ・ファウンデーション・ジャパン等の会合にも参加しておりますので著作権・その他法的問題があるのは存じております。しかし、所詮、政府が保管している国民に権利があるデータですから、安全保障やプライバシーに関わるデータ以外は「オープン・バイ・デフォルト」(まず公開するのがあたりまえ)が基本です。「機械判読可能な形」で「データカタログ」として見やすい場所に集め、2013年夏までには公開し、広く利活用を促し、意見を求めるべきです。
「オープンデータ」の利活用が拡がれば、「パーソナルデータ」を含む民間「ビッグデータ」利活用普及の足がかりになるでしょう。
さて、「オープンデータ」の利活用を広めるためには、その利活用目的を明確にする必要があります。利活用目的はどんなデータが公開されるかによりますが、広く一般に利用価値が高いデータは、気象データ、地理データなどといわれています。しかしながら現状の訴求プロモーションでは打ち出しが漠然としていて印象がきわめて薄い。何よりユーザー任せになりすぎです。
今回は政府が国民と一体となったより良い国づくりをするために、安倍内閣が強力なリーダーシップをもって、政府「オープンデータ」政策を強く推進する大切なこけら落としです。政府自らが先頭に立って推進するのですから、ユーザー任せなどという弱気ではいけません。安倍総理が「国民のみなさん。日本政府が国をよくするために国家のデータを広く公開します。皆さんも一緒になって利活用方法を考えてください。そして一緒に良い日本を取り戻しましょう!」と言えるぐらいに、もっとずっと、力強く、政府が引っ張る形で、「より良い国づくりまちづくりのためのオープンデータ」政策を打ち出すべきです。すでに地方行政においては、行政と住民が一体となったまちづくりのためにオープンデータが多く活用されています。代表例としては、鯖江市、すでに10都市で採用されているWHERE DOES MY MONEY GO?などです。これらの実績を紹介しながら、各都道府県の行政と市民が一緒になってより良いまちづくりをする「オープンデータ」利活用キャンペーンを全国に展開しましょう。この活動が広まれば自然に行政の透明性も向上します。また、こうした政府「オープンデータ」による市民と行政が一体となったまちづくりの下地が出来ていれば、「番号制度」導入時においても「番号制度」が自分達のより良いまちづくりに必要であることが市民ひとりひとりにすぐ判ります。そうすれば住民基本台帳カードのような結果にならず、スムーズに制度普及するでしょう。

2.「ビッグデータ」と「番号制度」
個人情報保護・プライバシーに敏感な日本において、「パーソナルデータ」を多く含む民間「ビッグデータ」利活用をすぐに普及するのは困難です。一度漏洩すると企業の信用が失墜する「パーソナルデータ」の取り扱いに企業が慎重になるのは仕方がありません。
また「パーソナルデータ」の扱いが粗雑になると基本的人権の尊重といった民主主義国家運営の根幹に関わる部分に支障が生じ、国民の国家への信頼が失墜します。
さらに、もしプライバシー侵害を軽視した「パーソナルデータ」活用を安易に認めれば日本は外資企業にとって「パーソナルデータ」を含む「ビッグデータ」の格好の狩場となってしまいます。こうなっては絶対にいけません。日本は世界中のあらゆる国の「パーソナルデータ」を含む「ビッグデータ」が世界で一番健全かつ安全に扱われる国でなくてはなりません。そうすることが必ず将来、日本の国益に繋がります。
そうするためには技術的問題・本人同意のとり方の問題・個人情報保護法の改正等しっかりと改善しなくてはならない数多くの問題があります。
全く同じではありませんが類似した問題を「番号制度」も抱えています。そこで実施スケジュールがしっかり決まっている「番号制度」と平行して諸問題を解決しながら「ビッグデータ」利活用を本格的に推進するのが効率的と考えます。そうすれば、健全かつ安全な「ビッグデータ」利活用と「番号制度」普及が平行して推進できます。

以上

東方projectと初音ミクさんには時間を止める程度の能力がある。 #toho #touhou #miku

今週のお題「ねむい」
ねむいけど今日わかったことを忘れないうちに書いておこう。

タイトルは、
東方project初音ミクさんには時間を止める程度の能力がある。
という。

ニコニコ動画の御三家は、東方projectボーカロイドアイドルマスターである。多分3つとも時間を止める能力があるのだが、アイドルマスターのことは僕はまったくわからない。東方projectボーカロイド初音ミクさんの時間を止める程度の能力について述べよう。

東方projectには時間を止める程度の能力がある。
東方projectが誕生したのは1996年。そこからだと16年以上、東方紅魔郷が誕生した2002年8月からでも10年と7ヶ月…時間を止めている。
時間の止め方は、神主様の法術。
神主様が法術をかけて幻想郷の時間を止めている。
幻想郷の時間は実は止まっているから幻想郷の住人やそこを訪れた人間の時間は当人たちは元気良く時間を廻しているつもりでも実は止まっている。十六夜咲夜は時間を操る程度の能力を持っているが幻想郷の住人である十六夜咲夜の時間は実は止まっている。一番始末に負えないのは十六夜咲夜本人にその自覚がないことである。
今日、東方仮装祭に調査に行った。人間界のオヤジはあんまりいなくて学生が多かったから幻想郷を人間界から訪れ幻想郷の住人になりたい人々はある程度入れ替わっていると思われる。
幻想郷。神主様の名前はZUN様という。
ZUN様は自分の法術の特性を良くわかっている。だから生の人間界に幻想郷を置いたりはしない。もし幻想郷を生の人間界に置いたらZUN様自身が幻想郷で幻想郷の住人と遊べなくなってしまう。だから幻想郷を生と死の狭間に置いたのだ。
ZUN様は自分の持つ時間を止める程度の能力をそんな風に使っている。
それはわかっているのだが、一度でいいから幻想郷の住人が現実世界で暴れ回る姿が観たいと願うのだ。幻想郷が現実世界を圧倒する風景を観たい。それは性的欲求そのものである。

初音ミクさんには時間を止める程度の能力がある。
初音ミクさんが誕生したのは2007年8月31日だから5年と7ヶ月…時間を止めている。
初音ミクさんはボカロPと共同で時間を止める程度の能力を発現する。
その能力は初音ミクさんが人間の時間が止まっている次元にあたりまえに存在できることに起因している。ボカロPが初音ミクさんに人間なら死んじゃっている世界で歌って欲しいと願えば、初音ミクさんは「わかりました」と時間を止める程度の能力を発現する。
具体的にはイーハトーヴ。
カンパネルラが銀河鉄道に乗って旅立った人間の時間が止まった死者だけが行ける星海の世界で初音ミクさんはあたりまえに存在して歌っている。
具体的にはサイハテ。
初音ミクさんは演奏係、歌係、魔法係に役割分担して人間の生の世界と死の世界をあたりまえに行ったり来たりしている。
初音ミクさんの時間を止める程度の能力とは人間の生の世界と死の世界をあたりまえに行ったり来たり出来る程度の能力とも言える。
心配なのは初音ミクさんは人間の生の世界に降り立ってしまったからもうあんまり上手に時間を止める程度の能力を使えないかもしれないということだ。
たぶん。初音ミクさんくらい上手に時間を止める程度の能力を操れるのは重音テトさんかもしれない…。

20130318_2013年3月12日にあったクリエイティブコモンズの質問に関するご返信 #miku

まず今回投稿の経緯から説明します。
去る3月11日〜3月13日にツイッターで公開雑談がありました。内容は下記トゥギャッターをご覧下さい。

20130312_13著作権とかピアプロとか『初音ミク』さんの雑談(最終版) #miku

その際、話しの流れで、クリエイティブ・コモンズのCCライセンスについて質問が出ました。僕の知識では回答出来なかったので、国際大学の庄司昌彦(@mshouji)先生にご助言をお願いしたところご快諾の上、渡辺智暁 / Tomoaki Watanabe クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCPJ)常務理事に僕たちの質問内容をご連絡いただきました。そのご返事が庄司先生を通じて届きましたので、下記に質問と併せて記載致します。
なお渡辺CCJP常務理事より、
「公開も名前特定もOKです。さっと書いたものなので公式見解などではなく僕個人のリプライということもちゃんとお伝え頂ければと思います。」と一言ご注意を頂いておりますのでそれをご留意の上、お読み下さい。
(庄司先生と渡辺先生から実名公開及びご返信内容公開については事前にご快諾頂いております。)

  • 僕たちからの質問内容
  1. FLOSSでの自由主義的な必要性からの差別禁止規定は、CC ではどういう扱いになっているか?
  2. CC3.0の日本語版の扱い(進捗?)はどんなかんじなんでしょうか? 2009年くらいに最終版ドラフトという事だったと思うが?
  3. 今後、著作権とC.C.がどう組み合わさって機能すれば、有益・有効な創作活動が出来るのか?
  4. CCを元に作られたピアプロ(PCL)が今後継続的に有効機能するのに大切なことはなんでしょうか?
  5. 5.政府オープンデータにおけるCCの役割・活動。と、一般的クリエイティブ活動におけるC.C.の役割・活動の大きな違いは何でしょうか?
  6. FAQ の人格権の記述に反して、2.1だと明確に「行使しない」と書いてあると思うのですが、これは3.0の話でしょうか? それとも2.1でも可能なんでしょうか? http://t.co/lkqUIMB3t5
  • 渡辺CCJP常務理事のご返事(メール内容をそのまま記載致します。)

僕の個人的なお返事です。CCJPの公式見解などは
特にないと思うので、念のため。


> ピアプロのPCLとC.C.の一番大きな違いって何なんでしょうか?


内容面:
PCLは確か、そのままの複製はNGだと思います。
CCライセンスは、現在のライセンスでは非営利目的で
そのまま複製する行為は、どの種類のライセンスでも許諾されています。
そこがひとつ大きな違いだと思います。

これは赤松健先生が最近構想を発表されていたライセンス案にも
あったし、もっと前にはCommunitas ex Machina としてバーチャル
ネット法律娘 真紀奈さんが構想されていたものにも通じるもので、
日本の同人文化との相性がいいのかなあということを感じさせるところです。

もうひとつ、PCLは第三者の名誉を毀損するとか、公序良俗に反する
とかいう利用を禁じています。これは、例えば僕が初音ミクの絵を使って
庄司さんについてあることないこと言い立てて庄司さんの社会的評判
を落とすようなことをしたら、単に庄司さんに対する名誉毀損になる
というだけではなく、初音ミクの絵を利用したことがクリプトン・
フューチャー・メディアさんの著作権を侵害することにもなる、ということ
かなと思いました。

あと、今さっとPCLの本文を見てみて、「当社は、当社キャラクターの
改変物について、著作権を専有しています。」という一文があるのが
ちょっと気になりました。これは僕が初音ミクの絵を改変したら、その
改変物の著作権クリプトン・フューチャー・メディアさんに自動的に
属することになるということなのかも知れません。

そのほか:
PCLは特定のジャンルの作品群を念頭に作成されたものだと思います。
キャラクター(絵画の著作物の一種と定義されています)を対象と明記
しています。

CCはジャンル横断的で、また、グローバルな展開を念頭においている
というところがあります。音楽でも動画でもテキストでも、というものです。

PCLはキャラクターの権利者でいらっしゃるクリプトン・フューチャー・
メディアさんが自ら利用許諾とその条件を決めています。
CCは権利者ではなく、権利者と利用者の間をとりもつような第三者として
ライセンスを開発・促進しています。

ほかにもまだ大きな違いはありそうですが、この点はこの辺で。。


>FLOSSでの自由主義的な必要性からの差別禁止規定って、CC ではどういう扱いになっていましたっけ?


これは、よくある「許諾の対象を限定したり、特定の集団を排除しては
いけない」というような考え方のことですか? だとするとCCライセンスに
もそのような差別はないです。


> 政府オープンデータにおけるC.C.の役割・活動。


世界各地でCCライセンスを採用する政府があります。
また、CCに関わっている個人がオープンデータや
オープンガバメントの推進のお手伝いはしています。
国によっては、その国のCCチームが組織として何かの
政策案にコメントしたり、証言したり、というのもあると
思います。


> 一般的クリエイティブ活動におけるC.C.の役割・活動の違い。


これはCCと何との違いのことか、よくわかりませんでしたが、
CCはやはり各国で個人や営利事業者や公共団体などさまざまな
クリエイターやコンテンツ事業者などのお手伝いをしています。


> CC3.0の日本語版の扱い(進捗?)はどんなかんじなんでしょうか?  2009年くらいに最終版ドラフトという事だったと思うんですが……。


CC3.0は、日本語の最終ドラフトを英語に翻訳し、
本部からの承認を得てはじめて正式版になるのですが、
その英訳作業に非常に時間がかかったことと、本部が
4.0の検討を始めたことで、ペンディングになっています。
日本以外のCC3.0も同様の状況となっていると聞いています。
大変申し訳ないところです。。


> 今後、著作権とC.C.がどう機能すれば、有益・有効な創作活動が出来るのか?とピアプロPCLが今後継続するのに大切なことはなんでしょうか?


PCLの継続に関する部分の意図がよくわかりませんでしたが、
クリプトン・フューチャー・メディアさんはキャラクターをPCLで
提供することをやめたわけではないと理解しています。その意味では
今後も継続するのではないでしょうか。

有益・有効な創作活動のための著作権のあり方については、それは
それはいろいろな考え方があると思います。

既にある著作物を有効活用できるようにする、という目標を念頭に
置く場合には、

・著作物やその権利者のデータベース化を
行って、ライセンスを取得するための連絡・交渉を簡単にする。
・あるいは、許諾なしに利用できる範囲を拡大して、ネット上の利用は
報酬を払えばOK、というような形にし、現在録音・録画をしている人たち
からお金を徴収・権利者へ分配している仕組みを拡大して、ネットを
通じた利用もカバーする。
・あるいは、日本版フェアユースを実現して、公正な利用であれば、
個々の「著作権の権利制限規定」にあてはまらないものであっても
事前許諾なしにできる、という環境をつくる。

などの議論がもう何年も前からありますよね。

CCライセンスの課題やCC(組織)の課題はたくさんありますが、
・読みやすさ・わかりやすさと、法律的な厳密性のバランスをどう
とるかは常に大きな課題
・国際的に統一されていない著作権法の規定を考慮しつつ、いかに
許諾の内容が統一できるか(どこの国の法律に照らして呼んでも、
同じような効果を持つようなライセンスにできるか)も難しい課題
・CCライセンスをどう使うと「成功」できるのか、もっと解明し、
そのコツを広めること。
・PCLもそうですが、他のライセンスとの互換性をどう確立できるか
が検討課題。ライセンスが増えすぎると、異なるライセンスの下に
ある異なる著作物を組み合わせて何かを作り、それを発表したり、
他の人が使えるようにしたり、ということがしづらくなるので。

この辺りも書いていくとキリが無いので、とりあえずこの辺で。。

多少なりとも参考になれば幸いです。

渡辺
チャット終了


以上が渡辺CCJP常務理事よりのメールでの返信になります。


最後に僕から、
雑談に付き合って頂いた上に貴重なご質問を頂いたTwitterの方々、お忙しい中お相手いただきました庄司先生、質問に丁寧なご返事いただきました渡辺先生に心から感謝致します。追加質問等があった時はまたお願い致します。