飛浩隆先生の「自生の夢」を読みました

NOVA1を買って 飛浩隆先生「自生の夢」を読みました
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309409948


すごい作品 


先生は おおくのことばをあつめて みごとな創想のせかいがつくれるし 
いろんなことがわかるのです


 仕方ないや。ことばって「そういうもの」なんだから。めをはなしたすきにバラバラに
なって逐電しようとするのだ。
(「自生の夢」飛浩隆著 NOVA1(ノヴァいち)大森望責任編集 河出書房新社 刊 339頁より引用)


きっと これから先に 先生は からだいっぱいに集めたことばを 思いっきり吐き出して

夢と力が湧き出る世界をえがくのかなあ・・・なんとはなくそんな気がしました


でもいまはちょっと 先生の すごいせかいのちからを受けたくないので 

過去のじぶんのことばを引っぱりだして

すごいちからを逸らしてみます すこしのあいだ抵抗します




日本のこえが いま 聞こえます・・・

そんなに耳を すまさなくても こえは聞こえてきます

多くの人が 語り合おうとしています

政治家も

官僚も

科学者も

学者も

ジャーナリストも

サラリーマンも

障害者も

それらを全て含む生活者も

そして私も・・・


世界のこえもそうでした

世界金融危機のとき

オバマ大統領就任前後のとき

4月のG20前後のとき

そのときにしか けっして 聞こえない おおくのこえが 聞こえてきました


日本では いまが そのときです

おおくのひとが へんかのときを 経験しています

それが こえとなって 聞こえてくるのです


あるいは わたしは 耳をふさぎたいのです

これいじょうの こえを聴くと あたまがおかしくなってしまいそう・・・

でも ほんとうのこえは いましか 聞こえないから

すこしでもおおくを聴きにいきます

みんなが欲しいと 思うものや 願うものは きっとそこや そのさきにあるのだから・・・

人がじぶんで みんなのこえを あつめることができるあいだに・・・