「Twitterでリア充になる!」は本当だ。

@tsuda 誰かストレートに「Twitterリア充になる!」って書籍を書けばいいんじゃない。若い世代にバカ売れする?
金曜日にこんなついーとがあったのでなんとなくこれを書いている。


Twitterリア充になる!」は本当だ。
研究会、シンポジウム、講演会、勉強会、交流会、単なる飲み会など。Twitter上には日々様々なイベント情報が流れ、東京では毎日のようにTwitterイベントが開催されている。実は最近参加するイベント情報の多くをTwitterで入手している。先週の日記に書いた参加イベントの半分もTwitterで情報を集して参加したものだ。これまでは主にDMやWebサイトやメールで情報を入手して展示会やセミナーに参加していた。なぜTwitterでの情報でTwitterイベントに多く参加するようになったのか?
これにはおもに3つの理由がある。


第1に、Twitterでこれまで存在を知らなかったイベントを知った事である。
昨年、TwitterをきっかけにしてWeb学会・情報社会学会SFC事業仕分けなど、これまで参加していなかったイベントに初めて参加した。各団体や業界関係者のついーとのおかげで僕が参加してみたかった業界や団体のイベントの存在を初めて知ったのである。
また、ついーとで呼びかける飲み会もたまに参加している。こんな飲み会があるとは知らなかった。合コン参加もほとんどしない僕にとって全く新しい体験である。「来れたらまあ誰でも来てよ。」というTwitterならではのお気軽なゆるい感が良いのだろう。


第2に、Twitter採用のイベントがインタラクティブで面白い事である。
Twitterイベントの多くはTwitterでの質問や意見募集しているので、講師の講演を聞きながら同時についーとで質問したり、展示やデモを見ながらついーとで質問や意見交換できる。聞くだけ、見るだけよりも断然面白い。もちろんイベントそのものの内容が面白い事は最も大事だが、Twitterインタラクティブコミュニケーションの楽しみをイベントに付加してくれる。ある意味より積極的なイベント参加体験感覚をTwitterが与えてくれるのだ。たとえば事業仕分けは特にTwitterイベントではなかったがその内容はネットで実況生中継されていた。Twitterハッシュタグも#shiwake1、#shiwake2、#shiwake3、と3会場分が整理されていた。僕はiPhoneTwitterで多くの方々とついーとで意見交換しながら現場を傍聴した。緊迫した現場の臨場感体験と多くの人との意見交換はエキサイティングかつ知的で勉強になった。
Ustreamが急速に普及しつつあり、自宅からも簡単にTwitterで多くのイベントに遠隔参加出来るようになった。TwitterUstreamの相性は抜群である。興味あるUstream番組の情報を誰かがついーとしたらすぐTwitterで番組に参加することが多い。最近ラジオ局のインターネット放送化が決まった。著作権などの権利問題を含めラジオとUstreamTwitterの関係は今後どうなっていくのだろう。


第3に、Twitterイベント参加で友達が増える事だ。
Twitterイベントでのアカウント交換や質問やついーとしあった同士のフォロー関係は、その後も有意義に継続する事が多い。イベントでの知識共有・共感がつながりとなって、その後もTwitter上で拡がるのである。特にイベントで実際に会ったモノ同士のついーとは相手を知っているので有意義で活発になる。そんな関係の構築が楽しいのでまた次のTwitterイベントに参加して再会をはたしたり、新たな友達を見つけたりしたくなる。
TwitterによりWeb⇔リアル両方のコミュニケーションが活性化し、良い人間関係が生まれ、友達の輪となって拡がる。そんなサイクルが生まれつつある。ついこの間も大阪在住のついーと友達が上京したので食べて飲んでゲームをして楽しい時間を過ごした。その後、より頻繁についーとが行われている。
今後、POKENなどを使った気軽なアカウント交換が多くの生活者のファッションとなって拡がるとTwitter⇔イベントのつながりがより楽しくなるだろう。


最後に最近の悩みについて書いておこう。
Twitterリア充になったが、一日の時間配分が変わった。Twitterに時間を使いTwitterイベントに参加するとその分余分な時間はなくなる。のんびりTVを観たり、新聞や本を読んだりする時間が減りつつある。それが僕の生活スタイルに本当に良いのか悪いのかはまだ判らない。しかしTwitterは僕の各メディアへの接触時間や生活スタイルを確実に変えている。今もこの日記を書きながら時々ついーとし、バンクーバーオリンピックのTVを横目で見ている。僕にとってTVはブログやTwitterの、ながらメディアになりつつある。