上海万博行ってきました!

6/30と7/1に行ってきました!(旅行日程6/29〜7/2)

中国2010年上海万博公式サイトはコチラ
転載:中国2010年上海万博
http://jp.expo2010.cn/index.htm

転載:中国2010年上海万博 入場券
http://jp.expo2010.cn/rwpw/index.htm
※晴れたら日中とにかく暑い、会場は比較的夕方から空いているので、
指定日以外、通常日の午後5時以降に入場可の夜間入場券もオススメ。
(会場でのみ発売)


■上海万博メモ


まずは会場MAPを手に入れることが大事!
結局、会場内でしか入手出来なかったが事前入手がオススメ。
日本発売の旅行雑誌にはあまり会場詳細情報が載っていない様子。


会場内の無料バス・地下鉄・フェリーは便利だった。
特に夜のフェリーは最高の夜景も楽しめる。


会場全体は 9時オープン24時クローズ。朝から昼は暑いしかなりの混雑。
夕方から夜は比較的空いていて、18時から21時にはたくさん回れた。
しかし多くのパビリオンが20時半とか21時にクローズしてしまうので注意が必要。


日中はとにかく暑さに注意。特に7/1は最高気温37度にもなり、
知らない間にどんどん体力を奪われた!
帽子、日傘、団扇は必要!こまめな水分補給必要!
保安上、会場内にPETボトル飲料持ち込み禁止。
会場内でコーラ600mlが4元。
会場内に無料飲料水補給所があるがちょっと怖くて飲まなかった。


うっかり写真を撮り忘れたが、
プラスチック製のカラフルなミニ折りたたみイスが
中国人の間ですごく流行していた。
手にさげられるしかわいい。順番待ちに大活躍!
聞いたところ会場内でなく地下鉄商店街で販売されているのがわかり、
販売を確認したが、みごとに買い忘れた!


上海万博は開催当初空いていたようだが、
現在は目標達成のため、国内でかなりの動員をかけていると思われる。
これからは30〜40万人/日以上の来場者で混むことが予想される。
入場者数は7/5現在で2300万人超。
転載:中国2010年上海万博入場者数の統計
http://jp.expo2010.cn/yqkl/indexn.htm
なお中国当局は1970年の大阪万博が記録した6422万人を超える
史上最高の7千万人を目標としている。


人気館の予約券確保もポイント。
台湾やマカオ館は館横の発券機で比較的簡単に入手できる。


9時の開場前から入場ゲート前にはかなりの待ち行列が出来ている。


人気の中国館は基本的に事前予約券制、
しかし、朝9時から配られる予約券を2日ともGET出来ず。
最後には警察官の方と英語で平和的交渉の末に何とか見学した。・・・(笑)
多くの中国人来場者は中国館予約券を予め持参していた。
かなりの数が事前に配布されていたと思われる。


中国2010年上海万博のテーマは、「より良い都市、より良い生活」
中国当局から中国人民および諸外国への
プロパガンダはかなり力が入っていた。
上海空港・地下鉄・街頭に広告が多く見うけられた。


中国館見学で印象に残ったのは、
1.中国人民の生活水準は時代とともに確実に向上している
2.みんなで共に未来を作ろう
3.地球環境問題への配慮が大切
上記3テーマが強く押し出されていたことだ。


中国館の巨大な館内全体がアドベンチャーツアーになっており、
演出の派手さこそないが堂々として飽きさせない。
コーナーごとに大型シアターやライドに乗っての見学だったりして、
各テーマがわかりやすく体感できた。
実質見学時間は約1時間かかる。(入館までの待ち時間含まず)


上海万博は出展パビリオン数が多く、会場全体が大規模であり、迫力十分であった。
日本ではまず見られない北朝鮮・イランもパビリオンを出展しており、
つい興味が湧いた。
北朝鮮館で記念切手帳を100元で購入。
カザフスタン館でティーカップ200元とティースプーンセット150元を
衝動買い。
中国館では記念切手ポストカードセット60元、おしゃれなハイテク日傘100元
・・・。


過去の万博で最大の参加国数であり、各国の中国への関心の高さがうかがえた。
現在、中国以上の規模で万博を開催出来る国はまずないだろう。


上海市自体も栄華を誇っている。夜景は特に美しい。
物価も高くなっているが、日本よりはまだ安い。
感覚的に食べ物の値段は1/2〜2/3ぐらいの感じだ。
但し、コーヒーショップはかなり値段が張る。
地下鉄は3〜7元と長距離乗っても安い。タクシーの基本料金は12元。


6/29〜7/2の3日間で人民元レートがかなり変動。
ホテルレートで1万円あたり約710〜738人民元で変動。
ちなみに空港よりホテルの方が換金率はかなり良い。
帰国後、上海バブルが話題になっていた。


また、上海市内でペットボトルを自転車で拾い集める制服作業員を見かけた。
上海万博テーマと連動した環境問題対応へのプロパガンダと思われる。


上海万博は中国国家の表の顔、そこにはしたたかな裏の顔もある。
人が表の顔と裏の顔で1人の人であるように、国家も表と裏で1つの国家を顕わす。
国家が表裏一体となって中国人民全体の繁栄を目指すならば、
それは一つの正しい在り方といえるのだろう、
周辺諸国がそれをどう考えるかは別として。


今回、上海万博にて中国の栄華・周辺諸国への影響力を十分体感できた。
人気パビリオンの多くを見る時間がなかったのが残念である。
涼しい秋になり、金と時間の余裕が出来たらぜひ再訪したい。